五島一浩プロフィール:

映像作家、アナログとデジタルの境界、感覚の粒子化をテーマにした映像作品・インスタレーション作品を制作している。代表作に『FADE into WHITE #2』(’00)、『SHADOWLAND』(’13)『これは映画ではないらしい』(’14)がある。
イメージフォーラム映像研究所専任講師、岡山県立大学、城西国際大学非常勤講師。


1969
  静岡県富士市に生まれる
1992
  京都工芸繊維大学卒業
1998
  TVゲーム「LSD」制作に参加。
2001
  FADE into WHITE #2』イメージフォーラムフェスティバル大賞受賞。


主な展覧会・上映

2015
  チリ・メディアアート・ビエンナーレ2015(チリ国立美術館)
       
『これは映画ではないらしい』
2015
  五島一浩展
       
『これは映画ではないらしい』『SHADOWLAND』など(art space kimura ASK?
2014
  Shadowland by Kazuhiro Goshima(バルセロナ CCCB
       
SHADOWLAND』『FADE into WHITE #1 ~ #4
2012
  五島一浩展『東京浮絵百景・その他の作品』(富士芸術村)
2011
  WRO 2011(ポーランド WRO ART CENTER
       
FADE into WHITE』シリーズほか特集上映
2010
  映像をめぐる冒険 vol.3 3Dヴィジョンズ(東京都写真美術館)
       
STEREO SHADOW』『時間双眼鏡』『東京浮絵百景』
2007
  12th edition of the Biennial of Moving Images(スイス centre pour l'image contemporaine
       
Different Cities』『FADE into WHITE #4』ほか特集上映
2005
  ”FADE into WHITE & z reactor” at アップルストア(アップルストア銀座、名古屋栄)
       
FADE into WHITE』『z reactor』の上映とレクチャー
2004
  ヴァンドームフィルムフェスティバル(フランス ヴァンドーム)
       
FADE into WHITE #1 ~ #4』『into WHITE, into BLACK(平面作品)』

ほか


主な受賞歴:

BUMPY』(3D12min.’16
       
20回 文化庁メディア芸術祭 アート部門 審査委員会推薦
『これは映画ではないらしい』(インスタレーション/’14
       
18回 文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞
SHSDOWLAND』(3D14min.’13
       
アルスエレクトロニカ 2014 Award of Distinction
z reactor』(2D11min.’04
        25fps
(クロアチア) The first prize
       
平成16年度 文化庁メディア芸術祭 アート部門 優秀賞
FADE into WHITE #4』(2D20min.’03
       
キリンアートアワード2003 奨励賞
       
スロバキアアートフィルムフェスティバル トレンチン自治区賞
FADE into WHITE #3』(2D14min.’01
       
国際アニメーション映画祭アヌシー2003 入選(フランス)
       
平成13年度文化庁メディア芸術祭 デジタルアート「ノンインタラクティブ」優秀賞
FADE into WHITE #2』(2D11min.’00
       
イメージフォーラムフェスティバル2001 大賞
FADE into WHITE』(2D5min.’96
        Apple Dream CM Contest
グランプリ(短縮版『Slight Flight』/30秒/1997

ほか

全作品・上映リストは作家Webサイトで 
http://www.goshiman.com/

五島一浩展 画家




2018 年1 月29 日(月) ~ 2 月24 日( 土)

 アトリエの壁に掛けられたフレームに、誰も見ていない像が結ばれる。
この部屋/世界は、ひとつのカメラ・オブスクラであり、空間にあふれる無数の情報から、レンズはある「意味」を抽出する。
アトリエに迷い込んだ私の眼は、私の中にその像を投影する。思考しているのは脳ではなく、レンズではないのか?

 空中に吊るされた大口径凸レンズで、映像作家である作者の創作の根幹である「カメラ」を腑分けし、再定義を試みます。

 併せてASK?ⓅB1F)では、2つの電球の影による立体映像装置「STEREO SHADOW」を展示し、映像作品も上映いたします。